創業から80年以上が経過し、特殊鋼棒線の二次加工品製造会社として、確かなポジションに立った当社は、現在、磨棒鋼、冷間圧造用鋼線、ファインスラグ、引抜鋼管といった4つの主力製品をお客様に供給しています。当社は幅広い顧客を有し、すべての日系自動車メーカー向けの材料を製造して販売。また、国内ほぼすべての製鉄メーカーの材料の取り扱いが可能です。設備や品質保証体制も充実。自動車メーカーの高度な要求に応えてきた自負があり、これからも応え続けます。
本社工場を名古屋市中川区に構え、東海市に知多工場、弥富市に十四山工場を展開。2000年(平成12)年には初の海外拠点を設立(Miyazaki USA, Inc. 2016年解散)。その後、中国、タイ、メキシコにも進出しました。グローバル展開を行っていることから、社員は海外を相手に仕事に取り組めます。20代の若手でありながら現地に飛び、様々な経験を積んだ事例もあるので、海外志向を持つ方には最適なフィールドが整っていると言えるでしょう。
海外展開、設備投資、新技術の開発、組織変革…。これまで当社は数多くの挑戦を経験してきました。挑戦を続けてきたからこそ、今の宮崎精鋼のポジションがあり、お客様からの信頼を獲得し続けられたのではないかと考えます。今後もライバル他社との競争は激しくなることが予想されます。今まで以上に挑戦し続けることで、常に選ばれる特殊鋼の二次加工品製造会社になりたいと思っています。
創業80周年を迎え、次に見据えるは100周年です。今後自動車のEV化が加速化するにつれて、当社を取り巻く環境は大きく変化すると予測されます。と同時に、顧客から寄せられる要望のレベルも高くなるでしょう。来たるべき未来に備え、技術力を磨き、設備投資にも力を入れ、社員のモチベーションが上がる体制をいっそう強化しなければなりません。100周年という大きなターニングポイントを最高の状態で迎える上で、これからの若手は必ず原動力になると確信しています。