宮崎精鋼を選んだ理由は何ですか?
大学では化学について研究。得た知識を生かせる仕事に就きたいと思いながら、会社を探していました。宮崎精鋼でそれが叶うとわかった時、化学が自動車関連の事業で生かせることに驚きました。当時化学分野出身の社員はいませんでしたが、私がその先駆けとなって活躍したいと思い、志望。さらに大卒の女性社員もいなかったので、これについても先駆者になってみたいと思ったのです。働いてみると、化学分野の仕事を任される機会が多々。ですが、化学に特化するだけではなく、あらゆる知識が必要だということも感じています。
どんな仕事をしていますか?
モノをつくって納める立場としては、品質が所定水準に達しているかを確認した上で、お客様に届ける義務があります。品質を保証するためには、様々な評価がなされますが、その方法を考えるのが私の仕事です。高い品質を維持するためには、製品のチェックをするのはもちろん、生産工程にもメスを入れなければなりません。また、新製品開発時には、生産から出荷まで品質を確保できる仕組みづくりにも関わります。お客様から寄せられるご意見の窓口業務も担い、意見をもとにさらに高度な品質の製品を提供できる仕組みを提案しています。
仕事をする上でのこだわりは
「どうすれば品質を向上させられる?」。私はこの問いの答えをいつも探しています。答えを導くために仮説を立て検証していますが、いつも仮説通りの結果が得られるとは限りません。当然仮説通りの結果が得られれば達成感があります。ただ、私は結果に恵まれない時でもひどく落ち込みません。なぜなら、検証過程で新たな知見がキャッチできることがあるからです。それを次に生かしてチャレンジすれば、新たな道が開かれます。障壁を目の前にした時でも、楽しめるスタンスがこの仕事では重要です。
今後の目標を教えてください
入社して6年の間に部署や工場を3回変わりました。その都度イチから覚え直さないといけないことが多々ありました。異動してから慣れるまでは大変でしたが、今となっては多くの経験を積めたと捉えられますし、おかげで成長できたという思いもあります。短い期間で様々な仕事に関われたのは、中小企業ならではのメリットかもしれません。入社当時は、「○○といえばあなただよね」と言ってもらえる人材になりたいと思っていました。これを達成するには、まだ多くの知識が必要です。探求することをこれからも続けていこうと思います。