宮崎精鋼を選んだ理由は何ですか？
「製造業で海外展開の予定がある」「自動車との関連がある」。以上2点について特にこだわりながら会社探しを始めました。宮崎精鋼は就活サイトで発見。もともと特殊鋼素材の加工事業については知りませんでしたが、それが逆に新鮮に感じられるとともに、自動車製造に不可欠であることを知り、興味を惹かれたのです。また、海外展開はすでに行われていましたが、さらに推進するとのことだったので、私のこだわりと合致。ほかにも研究で忙しい私に合わせて、説明会や面接を組んでくれた学生思いの姿勢も好感触でした。
どんな仕事をしていますか？
業務製造課は、工場とお客様の架け橋となる部署です。私の仕事は、生産が滞りなく行えるよう工程を管理し、生産指示や出荷指示を当該部署に出すこと。主にPic（コイル状になったパイプ材）の担当を任されています。お客様の希望を叶えつつ、現場や機械、出荷に“ムリ・ムダ・ムラ”が生じないよう、適切な指示を出すことが肝要です。現場に指示を出す際は、指示の理由や背景まで説明することにも気をつけます。詳細を説明することで現場の仕事の質が高まり、結果的にお客様に満足を提供できるからです。
担当している仕事の楽しさは？
受注に応じて生産の順序や量を決めて現場に指示を出すと、次第に製品がつくられます。つまり、自分の考えがすぐに反映され、カタチとなって現れることが担当業務の醍醐味だと思っています。私は現場とは密接なつながりがあるので、常々コミュニケーションを大切にしてきました。指示を出す立場とはいえ、対等な関係でありたいと思っていますし、互いの意見が尊重されるのを感じると、うれしくなります。また、お客様と頻繁に連絡を取るので、自分の言動、または行動によって信頼関係が構築できる点も、楽しいと思います。
今後の目標を教えてください
仕事は決してひとりでは進められません。ひとつの製品ができるまでには、素材を受け入れる人、素材を加工する人、検査員、出荷担当者、お客様など、様々な人が関わります。さらに、素材を生産するメーカー、製品を輸送する運送業者、副資材の業者など、人との関わりは経験を積むほどに広がるようになりました。これからもさらに多くの人とつながるはずです。人との出会いを大切に思い、私と関わるすべての皆さんが「楽しい」「よかった」と思える仕事をしたいと思います。あとは、海外業者との仕事にも興味津々です。
職場の先輩
